マネー・ロンダリング(資金洗浄)とは、違法な起源の収益の源泉を隠すことです。
例えば、麻薬密売人が麻薬密売代金を偽名で開設した銀行口座に隠匿したり、詐欺や横領の犯人が騙し取ったお金をいくつもの口座に転々と移動させて出所をわからなくするような行為などがその典型です。
このような行為を放置すると、犯罪収益が将来の犯罪活動に再び使われたり、犯罪組織がその資金をもとに合法的な経済活動に介入し支配力を及ぼす恐れがあることから、マネー・ロンダリングの防止は犯罪対策上の重要な課題です。
このため、金融機関に薬物犯罪収益に関するマネー・ロンダリング情報の届出を義務づける「疑わしい取引の届出制度」が創設されました。
保険会社もこの届出制度の対象となっています。
契約締結の際に行なわれる本人確認は、これらを防止するための措置です。