保険料は予定の運用率・予定の死亡率・予定の経費率をもとに計算されています。しかし、実際には、死亡者数、運用利回り、事業費が予定したとおりとは限りません。予定と実際との差によって余剰金が生じた場合に、余剰金の還元として契約者に分配するお金が配当金です。剰余が生じなかった場合には、配当金がゼロになることがあります。
 生命保険の配当金は、株式の配当金や預貯金の利息とは本質的に性質が異なり、保険料の事業清算としての性質をもっています。生命保険には、大きく分けると、配当の分配がある保険、(有配当保険)と、分配がない保険(無配当保険)があります。無配当保険は、保険料の算定に使用する予定率を実績に近づけて計算するため配当はありませんが、保険料は有配当保険より安くなります。ほかに、予定していた運用利回りと実際の運用成果との差を5年ごとに通算して、余剰金が生じた場合に分配する「5年利差配当型」があります。一般的に有配当の保険よりも無配当の保険のほうが、保険料は安くなります。